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自分のすきなものをすきになってもらいたいです

「りゅうおうのおしごと!」を7巻まで読んだ最高の週末(ネタバレ要素は多分ないです)

 

 

 あけましておめでとうございます(激遅)。今年に入って初の更新となります。本当ならこの記事の前に、別のとある作品について紹介する記事を先に書こうと思っていました。それを新年初の記事としたかったのですが、その記事の執筆中に読み始めた「りゅうおうのおしごと!」についての記事を優先することにしました。

 

 理由は単純、「熱が冷めないうちに書きたかったから」です。

 

 僕はこの作品をアニメから興味を持って読み始めたのですが、1巻と2巻を買ったのが2/8(木)で、3巻から7巻までを買ったのが2/9(金)です。そして7巻まで読み切ってこの記事を書いているのが2/10(土)。昨日は読んでいる手を止めたくなくて、目の疲労や眠気が憎く感じました。それくらい熱い!熱いんです!

 

 読後もまだ残っているこの熱が冷めてしまったらもったいない、と強く感じ、今この記事を書いています。そんな気の逸りゆえこの記事はまともな紹介の体を為さないかもしれないのですが、ご了承ください。今までの記事がまともな紹介だったかどうかはしりません。

 

 

 この作品、「りゅうおうのおしごと」はGA文庫から出ているライトノベルで、アニメ化もされ2018年1月からはアニメ放送が開始されました。そしてこの作品は「将棋」を題材にしたライトノベルです。

 

 正直僕も将棋に関してはだいぶ昔に詰将棋にはまっていた時期があったくらいで、今では駒の動かし方を覚えているくらいです。「打ち歩詰め」という反則があるということも忘れていました。駒を正確な位置に並べろ、と言われたら多分無理。

 

 そんな僕でも、この作品を楽しむことができました。これは是非とも読んで確かめてもらいたいところです。将棋に関する知識や戦いが丁寧かつ濃密に描かれる一方で、登場人物たちの感情描写、イラスト、セリフ選びはきちんとライトノベルをしている」んです。対局中のかっこいい演出、言葉選びなどがすごく心地よく血を滾らせてくれます。5巻を読んでいる最中は冬だというのに読んでいる最中に汗が垂れてきました。マジやぞ。

 

 キャラクターもこの作品の魅力です。ライトノベルの華といえば女の子という印象が強いですが、この作品かっこいい男キャラが多い!主人公以外にも多くの男キャラが出てきますが、その誰もが将棋に真剣であり強いなにかを持っています。神鍋歩夢くんとか反則じゃない?初登場時のイロモノ感はんぱなかったのに4巻の戦いっぷりやばいじゃんかっこよすぎじゃん?もちろん、女の子も超魅力的でかっこいいです。6巻の姉弟子………!!ところで僕は鹿路庭珠代さんと夜叉神天衣ちゃんの間に遠慮のない感情のぶつけ合いという百合を見出したのですがどうやら研究が進んでいないみたいなので誰か研究会しましょう。

 

 

 多くを語るとネタバレになってしまうのがもどかしい限りなのですが、1巻から7巻までのうち5巻が僕の一番好きな巻だ、ということを書いておきます。5巻は、それこそ将棋を知らない僕でも「うっわすげえ!」と声が出るような戦いが描かれていて、そこに至るまでの物語も大好きです。読みながらページをめくる手から溢れてきた手汗は尋常ではなく、そんな手を急かすような自分の鼓動の音もはっきり分かりました。もうマジで読んでください。冷える冬によく効きます。

 

 それでは。