share者メモ

自分のすきなものをすきになってもらいたいです

最近コナンに触れてなかったけど「名探偵コナン ゼロの執行人」を見た

 「コナン映画見たら安室の女にされた」「安室を100億の男に」

 

 

 だいたいこんな感じのツイートがやたら流れてくるようになった。それがまたえらい長い期間断続的に流れてくるものだからガルパン最終章公開直後の安藤押田ムーブに似てるな…これはきっとオタクの心を突き動かす凄い映画なのだろうな、と興味を持ってコナン映画を見る運びとなった。

 

 

 で、ここで問題が。

 

 僕は最近のコナンがどうなってるのかまったく知らない。いや、僕の知らないキャラが増えてるのはわかるけど、誰が敵で誰が味方なんだっけ?だれがどの格闘技使うんだっけ?みたいな有様。つまり今回の映画でスポットが当てられていたキャラ、安室透のこともほとんど知らなかった。なんか怪しいあんちゃんだな~くらいにしか。というか劇場版コナンは水平線上の陰謀以来ちゃんと見てない気がする…

 

 そんなわけで不安を抱えつつも劇場へ。

 

 (ここから多少ネタバレしますが事件の謎とか犯人とかの重大な内容のネタバレは行いません)

 

 

 

 まあさすがは国民的作品というか、抱いていた不安はちゃんと解消してくれました。最初の「俺は高校生探偵工藤新一!」のパートで安室透についての説明がしっかりありました。探偵、公安、黒の組織の3つの顔を持つ男だそうで。何それかっこいい…設定だけで燃えるところがある。

 

 で、今回の映画では公安、降谷零としての顔がよく出ていた感じ(トリプルフェイスの男って紹介されてたけど黒の組織の顔が出てなかったのでほとんどダブルフェイスみたいな印象だった、ごめんね)。僕は事件の流れの中で警察組織とか公安事件の送検うんぬんの知識がバンバン流れてきて処理機能が追い付かなくなって「はえ~」みたいな間抜けフェイスになってました。

 

 映画全体を通して、降谷の捜査スタイルについて何度も触れられていたり、終盤のカーアクションで見せた余裕のない表情(ここすき)、彼女とかっているの?の質問に対する答え(ここもすき)など、「降谷零」という男の魅力がつまった映画だったと思います。博士のドローンの操作が三人で分担しないとできなかったのもトリプルフェイス安室透の強さを際立たせるためのものだったんでしょうか?(深読み)

 

 降谷零の魅力だけでなく、映画のストーリーや各キャラの魅力、アクションシーンの迫力も含めてよくできた作品だなあと思いました。伏線回収も綺麗。細かいとこだと、おっちゃんが逮捕される!助けて新一!ってとこでコナンが駆け付けたら園子がいたのいいですよね、多分蘭から連絡受けてすぐさま駆け付けたんだろうな~って想像がはかどる…

 

 そういうわけで、最近コナン触れてないけど気になる…みたいな人でも楽しめる映画だったと思いました。カーアクションシーンのぶっ飛び具合はガルパンみたいな"燃え"があるのでマジでオススメ。ぜひ観に行ってみてはいかがでしょうか。

 

それでは。