「ぼっち・ざ・ろっく!」という漫画、後藤ひとりという女
どうもこんにちは。
なををををををです。
皆さんはまんがタイムきららMAXで連載されているめちゃくちゃ面白くてアツい4コマ漫画、「ぼっち・ざ・ろっく!」をご存知でしょうか。ご存知であれ。
きららMAX2月号、センターカラー!「きらりブックス迷走中」(全2巻・好評発売中!)のはまじあき先生のカムバックゲスト『ぼっち・ざ・ろっく!』第1話です!
— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) December 18, 2017
音楽は好きだけど致命的なコミュ症の後藤ひとり。鬱屈した日々を送っていた彼女に、意外な運命が待っていて…!? pic.twitter.com/bWgVpuzA79
ぼっち・ざ・ろっく! (1) (まんがタイムKRコミックス)
- 作者: はまじあき
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2019/02/27
- メディア: コミック
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~あらすじ~
「ぼっちちゃん」こと後藤ひとりは、ギターを愛する孤独な少女。
家で一人寂しく弾くだけの毎日でしたが、
ひょんなことから伊地知虹夏が率いる「結束バンド」に加入することに。
人前での演奏に不慣れな後藤は、立派なバンドマンになれるのか――!?
全国のぼっちな少年少女に届ける、いま最高にアツい音楽漫画!!
陰キャならロックをやれ!!!(単行本1巻内容紹介より引用)
「ロック」と「バンド」と「可愛い(カッコいい)女の子」の絶妙なシナジーやパンチの効いたキャラクター、セリフ回しが魅力的な、なんとも濃い4コマ漫画です。
「陰キャならロックをやれ!!」っていうキャッチコピーだけでもう良さを感じられる人もいるのではないでしょうか。最高じゃない?このキャッチコピー。
個人的には、今「来てる」きらら漫画だと思っています。
実際人気も高いようで、きららMAXでの掲載順は上位であることが多く、アニメ化作品以外では久々の表紙&巻頭カラーを貰ったりもしています。すごいぞ…
今回の記事では単行本1巻発売目前の今、この漫画の主人公である後藤ひとりの魅力について語りたいと思います。
とにかく買って読んでくれ、そして後藤ひとりに惚れようぜ!!!!!!!!という思いで書かせていただきます。
後藤ひとりとは
この作品の最大の魅力にして主人公、後藤ひとり。通称「ぼっち」。
新連載スタートを記念して、ぼっちちゃんよくばりセットを置いておきますね。ツイートに貼り付けてご自由にご使用ください。 #ぼっち・ざ・ろっく pic.twitter.com/OnyeJW1oZy
— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) March 18, 2018
まんがタイムきららMAX連載作品「ぼっち・ざ・ろっく!」のTwitter上での大人気に感謝して、
— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) June 18, 2018
ぼっちちゃんよくばりセット第2弾を配布します!
ツイートに張り付けるなどしてご自由にお使いください。
【作品の試し読みはこちら!https://t.co/7rYbQgyV2r】 pic.twitter.com/yn4OFZlbSI
「ぼっち・ざ・ろっく!」単行本が来年2月発売予定ということで、ぼっちちゃんよくばりセット第3弾を置いておきますね。よろしければどうぞ。
— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) November 18, 2018
【第1~3話の試し読みはこちら!→https://t.co/7rYbQgyV2r】 pic.twitter.com/v4jQ8TOKXx
人と会話するときに言葉の頭に「あっ」が付くし、人とのかかわりを持ちたくてもコミュニケーションが基本受け身な割とガチめの陰キャ。
喋るのが久しぶりすぎて声が出なかったり人と眼が合わなかったり、描写が生々しい…
でもこんな設定のわりに静かなキャラという印象はなく、欲が強かったりほめられるとすぐ調子に乗ったりころころ表情を変える面白い子です。あと顔が良い。その顔には常時縦線の影が入ってるんですが。
そしてあらすじにもある通り彼女はギターを愛する少女。ネットで演奏動画を投稿しており、その実力はかなりのもので、一部で話題になったりしているようです。
ただここがミソ…というか設定の上手いとこです。
バンドは生身の人間と呼吸を合わせることが大事なのですが、ぼっちはコミュ症ゆえ他人に合わせることができず、一人弾きにおいては最強でもバンドで演奏するとなるとド下手になってしまうのです(って2話で言ってた)。
そんなぼっちが「結束バンド」に加入してから見せる変化には、見ていて愛しくなるエモさがあります。
ニコニコ静画の無料公開では9話まで公開されるようですが、9話はまさにひとつの転換期。
というかタイムラインのオタクが徐々に後藤ひとりの輝きにやられはじめた地点のような気がします。
「バンドとしての成長」の話題に端を発し、自らの変化や何のためにバンドをしているのか考えるぼっち。
そして出した結論が、
「最初は人気になって自分がちやほやされたいだけだった…」
「今は…自分だけの事じゃない」
「この4人で人気者になりたい…バンドをしていたい」
「これが私の中で変わったこと!!」
エモの化身かと思った。
ずっと一人でいて、周りが見えなかったぼっちが「4人で」人気者になりたいと思っていること。
是非このカタルシスは自分の目で見て感じていただきたい。
そして1巻収録範囲の13話までの間にもぼっちはどんどん変化していきます。
試し読みから入って公開されてる範囲まで読んだ人はウソみたいな話だと思うかもしれないですけどここからの後藤ひとり、マジでカッコいいんです。
そして「あのぼっちがこんな…」というギャップに完全にやられてしまうんですね、良すぎる…
学び、変化していく様がぎらぎらしているカッコよさがそこにあります。
たまらん…
というわけで今回の記事はここまでです。
僕自身は音楽に疎いので音楽方面での知見を絡めた解説とかはできなかったんですが、いちキャラとしての後藤ひとりの魅力について自分のできる範囲で語らせていただきました。
一人でも多く、この漫画について、後藤ひとりについて興味を持っていただけたなら嬉しいです。
単行本1巻は2/27日発売。もうすぐです!ぜひ買って!!