シン・ウルトラマンから興味持って初代ウルトラマン全話見たよ! 印象に残ったエピソードセレクション
おはようございます。
なををををををです。
ついこの間「シン・ウルトラマン」を見に行き、
禍威獣の魅力にやられてしまい即ツブイマ(ウルトラサブスク)に登録。
Zは見たことがあるんだけど何見よう?というところで、
相互の方からは「怪獣のこととか深く知りたいならXとかオススメですよ」と言われつつもまずは土台を知りたいなということで初代マン見てみるか~というわけで。
全話見ました!
というわけで以下に印象に残ったエピソードを感想と共に記していきます。
2話「侵略者を撃て」
見たことなくても知ってる宇宙人!
これがバルタン星人ちゃんですか…と見てみたら意外に設定がハード。
故郷の星が科学者のせいで爆発して難民化しているとのことで。
そ、そんな…
と言いつつも悲哀よりは不可思議な脅威としての描かれ方をしており実際演出も怖い!
「生命」の概念が理解できないなど異星人的な価値観の全く違う振る舞いもその異質さを強調させており、2話にして濃いもんブッ混んでくるな~!と感動。
10話「謎の恐竜基地」
せっかく襟つけてゴジラと差別化してるのに何でエリもいじゃうんですか!!
何かこの回のウルトラマンの戦い方ヘンじゃない!?
もいだエリで闘牛みたいなことしておちょくるし、
カラータイマー点滅しだしてから刹那の見切りみたいな倒し方するし…
倒した後に自分でもいだエリをそっ…とジラースにかぶせるのもどういうことなんだよ。
さっきまで残虐ファイトしてたくせに変な紳士っぷりを見せるウルトラマン、
やはり地球人とは別の価値観で生きる生命体(そういうことじゃない)。
15話「恐怖の宇宙線」
子供の描いた怪獣が実際に出現し…というお話なのだが、
子供の頃オリジナルのポケモンや
クリーチャーをいっぱいお絵描きしてたので
すんげ~~良いな~~!!って思った。
俺も自分の描いた絵が実体化してほしい!!!
これをリアタイで見ていた子供たちもそう思ったのかなあ。
あと凶暴化する前のガヴァドンがかわいい。
子供からの抗議や非難が響く中戦い続けるウルトラマンの姿も印象的。
17話「無限へのパスポート」
この回はとにかく怪獣ブルトンが印象的。
ていうか二次元怪獣が出た2話あとに四次元怪獣が出ることある?
Zにもいた記憶あるけど初代からいたんだこいつ…
怪獣と言うには挑戦的なデザインじゃないか!?
能力もめちゃめちゃ異質ですごい。
戦闘もなんで倒せたのか全然わからん。
ウルトラマンがぐるぐる回ったらブルトンの触手みたいなのが爆発したんだけど何がどうなってそうなる??
不可思議なものの見せ方が尖りすぎてるって!
23話「故郷は地球」
ウルトラマンのこと一切知らなくても
服をかぶって顔だけ出す物真似で知っていた怪獣ジャミラ…
しかしその裏にこんな…帰る場所を失った元人間だなんて…
しらなかったそんなの…
泥の中で泣き叫ぶ子供のように苦しみ暴れまわり
国旗をなぎ倒しながら絶命するシーンの悲哀たるや…
いちばん心揺さぶられたシーンかもなあ。
32話「果てしなき逆襲」
ザンボラーの造形がカッコよくて戦車や戦闘機との
特撮戦闘も長尺で描かれてかっこいい。
ストーリーは他に挙げている回と比べて
薄味だけど、ただただ映像がいいな~と思った回。
34話「空の贈り物」
なんだこの回……
ギャグ回なのはわかるんだけど今まで別にそんなの
挟んだりしてこなかったのにこの終盤で何故!?
ベーターカプセルと間違えてスプーン掲げるの
唐突すぎて笑うとかより「!?」ってなった。
それにしてもハヤタさんはベーターカプセルを
もっと大事にした方がいいと思うよ…
置いたまま宇宙に出たり落としたり…
37話「小さな英雄」
ウルトラマンがすべてを解決してくれるのだから
人間の力なんていらないのでは?とイデ隊員が苦悩する。
こういうテーマをまさか初代でやってるとはね…
しかもその「力なき者が誰かを守らんとし
命を賭して戦う」さまをピグモンに重ねる!
良い脚本だ…
しかし急に出て来る「アラシ、フジ!トリプルショットだ」
そんなんあった!?
急降下してきたウルトラマンのジェロニモンへの
キックがちょんって感じの勢いなのも妙に面白い。
39話「さらばウルトラマン」
最終回!そしてこれも知っていたラスボスの怪獣ゼットンさん!
……ゼットン意外と出番少ないな!?
しかしその短い出番でウルトラマンを完全に打倒してみせたのだからすさまじい。
ピポポポポポ……という奇怪な鳴き声も好みです。
やられ具合もあっさりだったが。
「ウルトラマンが二人!?」「いや、光の国の使いだよ」
なんで知ってるんですか…?
ゾフィーとウルトラマンの会話シーン、シンとまんま一緒だな~!
「命を二つ持ってきた」ってなに…?
てなわけで全話見終わった感想だけど、面白かった!
毎話ごと単調にならずSFチックだったり怪奇寄りだったり、いろんなパターンで怪獣や宇宙人を見せてくれていたし科学の発展に対する功罪みたいな側面を強く匂わせていたり、かなり見ごたえがあった。
特撮の面ではやっぱりかなり現代のと比べると見劣りしてしまうけれど、いろんな工夫やアイデアを感じられてそれも良いなと思える点だった。
後現代まで続くウルトラマンシリーズの土台を知れたのがやはり一番体験として良かったかな。
次は何を観よう?セブンかそれとも前作のQか…
新作のデッカーにも注目していきたい。それでは!