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自分のすきなものをすきになってもらいたいです

「改造ハンマー」の買い取り強化のため「改造ハンマー」のダイレクトマーケティングする

 

 突然ですがみなさんポケモンカードやってますか?

 

 もうやめた?GBしか知らない?

 

 

 やりましょう。

 

 僕はポケモンカードゲームを1年半くらい前に始めたんですが、やってみたらズブズブハマって今ではオタクスリーブをデッキに纏い大会に出たりする始末です。まぁそこまで強くないんですが。

 

 

 で、ここからが本題です。カードゲーム経験者の方ならわかると思いますがカードゲームはとにかく金が飛びます。収録内容的に手を出すべきではないとわかってるパックでも買いあさり、使う予定がないスリーブをとりあえず買ってみたり。実際僕も原作絵ココアさんのスリーブを使わずに燻ぶらせています。なので僕は使わない予定の高額カードはバサバサ売っていくスタイルをとっています。レアリティも別に拘りがないのでトレーナーズはほぼほぼノーマルです。

 

 

そして僕はちょっと前に発売されたパック、「アローラの月光」を買ったところ、引いてしまったのです。

 

「改造ハンマー」のURを…!

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↑開封していないココアさんのスリーブと「改造ハンマー」UR

 

 

 「改造ハンマー」とは、相手の場のポケモンについている特殊エネルギーを一枚選んでトラッシュすることのできる強グッズです。また現在、URはグッズでは最高のレアリティです。神々しい金色の枠。よっしゃ売るか、と意気込んで即トレカ取り扱い店に持って行ったところ、

 

 店員さん「500円買い取りですね」

 

 

 ………もうちょっとするんちゃう?

 

 

 えっだって改造ハンマー強いじゃん…

 

 もうちょっと待ったら値上がりするかも…?

 

 

 待てども待てども買取価格は上がりません。

 

 

 

 どころか待ってたら下がりました。アホかな。当時の環境的にあんまり有用じゃなかったからなんでしょうね。オーロットとか全然いましたからね…ちなみにその時期の僕は、エネ割りカードに弱いゲロゲジュナイパーというデッキを愛用していたので恐怖心から「改造ハンマー」を勝手に最強カードだと思い込んでいただけだったみたいです。

 

 

 というわけで、タイトル通り、「改造ハンマー」を高く売りたいので「改造ハンマー」のダイマをしたいと思います。

 

 

 …過去ここまで薄汚れたマーケティングがあったでしょうか。とりあえず読んでください。内容に嘘はないつもりです。

 

 

 

 まず「改造ハンマー」、現環境にかなり刺さってるんですよね。ここは大事なところだと思います。上位に来るデッキはかなりの確率で特殊エネルギーを採用しており、一番よく見るルガゾロでも採用エネルギーのほとんどが特殊エネルギーなため、どこで引いても腐ることが少ないと思います。ゾロアークカプ・テテフなどの汎用カードの動きを止めることもでき、サーナイト相手でも打点を減らすことに繋がりますし、ゲロジュナや行進などにももちろん刺さります。炎デッキやゲッコウガ以外の強いデッキにはほぼ有効でしょう。グソクはちょっと怪しいかな?増えてくるであろう新ソルガレオに対しても有効です。買うなら今だぞ!

 

 また、似た効果を持つクセロシキとの差別点ですが、やはり「改造ハンマー」がグッズであるところにあると思います。アセロラやオカマニを撃ちたいけど特殊エネも割りたい、というときに非常に強いです。改造ハンマーは大抵ピン刺しだと思うんですが、先述した通り腐りにくいグッズなので2枚くらい入れてても別にいいんじゃないかと思います。ただ現環境を代表するグッズロック担当ゲロゲ相手にはクセロシキの方が有効なので、「改造ハンマー」がグッズであることについては一長一短ですかね。

 

 まだ試していないんですが、ハンマーグソクダストというデッキを考えています。ハンマーが働きにくいゲロゲやゲッコウガとかに結構強そうなので面白いんじゃないかと思っています。

 

あとURのグッズの中でも、「改造ハンマー」はピン刺しが一般的なのでデッキ内でレアリティを統一するためにたくさん買い集める必要がないのも素敵ポイントだと思います。

 

 

 

 どうでしょうか?「改造ハンマー」、使いたくなってきたでしょう?さっそくデッキに改造ハンマーを採用して改造ハンマーの価値を上げよう!

 

 あとこれ書いてるうちに売るのが惜しくなってきました。実はノーマルのものを含めて「改造ハンマー」3枚しか持ってないんですよね。どうしよ…

 

それでは。

 

 

イントロがめちゃくちゃ良いボーカロイド楽曲10選 ~ボカロからオタクになった男の言を信じろ~

ボーカロイド、最近いつ聞きましたか?

 

 

 どうもなををををををです。始めたてなのでブログの更新頻度が高いですね。でも自分の思ってることをだらだら書き連ねてるのはわりと面白いです。

 

 

 で、昨日もブログ執筆中に、作業用になんか曲聞くか…と思ってiPodを取り出したんですよ、ほぼアニソンとボカロしか入ってないiPodを。「最近はアニソンばっか聞いてたな…久々にボカロでも聞くか」と思い立ち適当にプレイリストを作り再生。

 

 まあアガるアガる。

 

 

 

 というのも、僕は友人から勧められたボーカロイド楽曲「メルト」からオタク趣味に興味を持ち始めたので、言わばボカロがオタクライフの原点なんですよね。懐かしすぎてめちゃくちゃテンションが上がりました。どの曲もイントロを聞いただけで、「あー!この曲好き!」ってなって即マイリストしていた時代を思い出すことができます。

 

 っていうかイントロが魅力的な曲が多い!たぶん僕個人の趣味なんですけど…

 

 そんなわけでふと思いついた企画をここでやりたいと思います。そう、記事タイトルにもある通り、

 

 

イントロがめちゃくちゃ良いボーカロイド楽曲10選!

 

 

 この企画ではボカロからオタ堕ちした僕が自信を持って選り抜いた、「イントロがめちゃくちゃ良いボーカロイド楽曲」を10曲紹介していこうと思います。

 

 しかし、全人類が僕と同じ感性を持っているわけがないので、もしかしたら「ええ?そんなに良いかこのイントロ?」みたいな感想がこの記事を読んでくれている皆さんの中に生まれるかもしれませんが、そこはもうしょうがないので、「ふーん、あんたあいつのこと好きなんだ、ふーん…」みたいなリアクションをしてくれれば大丈夫です。

 

 あとここではイントロのみを評価対象にして厳選していますが、イントロ以外も素晴らしい楽曲ばかりです!曲を聞いたことがある人も聞いたことがない人も、お時間があればぜひフルで聞いてみてください。

 

 

1.メルト

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  まずはこれですね、ニコニコ動画において1千万再生(!)を突破している伝説のボーカロイド楽曲であり、僕の原点です。ボカロを聞いてきた人の中でこの曲を知らない人いないんじゃないでしょうか?すごくかわいらしい曲で、イントロからもそれが伝わってきますね。加えて言うと最初の「ンンン゛ッヴヴッ」っていう何か起動する感じの音、良い…

 なんで語彙が貧困で知識もないのにレビューなんてしようと思ったのか今頃になって後悔しています。

 

 

2.ヒトリボッチ革命戦争

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 このイントロ、めっちゃかっこよくないですか?僕は初めて聞いたときこのイントロ聞いただけでマイリストに入れました。「なんか始まるぞー!」っていう高まりを感じますし、聞いてて「やってやるぞー!」って気分になります。作業用プレイリストの一番最初に持ってきたい曲ですね。

 

 

3.パラッパラッパチャラチャラリ 

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 マジで中毒性が強い曲です。ループ再生してると一日頭から離れません。イントロもそんな感じで、なんか頭にべっとり貼りついて剥がれない感覚を味わえます。最高。あとPVの色合いが曲イメージに合いすぎてて、ハマると忘れられなくなります。なった。

 

 

4.ワンダーラスト

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 sasakure.UK(ささくれP)さんによる『「終末」シリーズ』のうちの一つです。『「終末」シリーズ』といえば「*ハロー、プラネット。」の方が有名でしょうか?しかしイントロという面で見たとき推したいのはこちらですね。かわいくてちょっと無機質な電子音からいきなりぞわぞわっ、と神秘的なメロディが広がります。そのギャップがたまんないですね。何回聞いても良い。余談ですがこの曲、初めて聞いたときアウトロでめっちゃぞっとしました。僕だけではないはず。

 

 

5.ギガンティックO.T.N 

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 気持ちいいですよねこの「スッポォン」って入り。惚れました。このイントロ聞いてるとメチャクチャにぶっ飛んでる雰囲気が脳を支配して、「あぁ、なんかやばいの開いちゃったな」ってわかるのも好ポイントですね。好き。実際、曲だけでなく投稿者コメントまで含めて何言ってんだかさっぱりわかりませんがそういうとこが好き。

 

 

6.マトリョシカ
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 アガりますね、すごく。これもボカロにハマりたてホヤホヤの時期に初めて聞いたので印象深いです。投稿者であるハチさんは「米津玄師」名義で今も精力的に活動していますが、米津玄師としての曲も好きでけっこう聞いています。「ゴーゴー幽霊船」「TOXIC BOY」とか個人的にはお勧めです。ボーカロイド黎明期、全盛期あたりから今に続くまで活動してるボカロPを見ると少し嬉しくなっちゃうんですよね。イントロの話から脱線しまくってますけど。

 

 

7.ローリンガール

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 これも言わずと知れた名曲ですね。なんというか僕は、勢いのある力強いイントロとかブッ飛んだ個性を感じるイントロが好きな傾向にあるっぽいんですが、この曲のイントロの場合は静かな勢いみたいなものを感じました。ずずずおおおおおおっと内側から競り上がってくるような、そんな感覚があって好きなんですよね。

 ちなみに僕は昔、PSPソフトの「初音ミクProject DIVA extend」(VOCALOID楽曲の音ゲー)で、この曲に大変苦しめられ失敗するたび絶叫していた過去があります。

 

 

8.きょうもハレバレ

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 朝イチ、起きたときに聞きたいイントロしてます。元気に楽しくいくぞーってポジティブな雰囲気のイントロは聞いていて気持ちいいです。イントロだけじゃなく曲全体を通して楽しい雰囲気なので、僕にとってはすごく聞いていて元気が湧く曲です。ちなみにこれをカラオケで歌う際、「あどーん」とかの部分も歌詞が出てくるので面食らいます。喰らった。

 

 

9.くるみ☆ぽんちお

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 VOCALOID楽曲のイントロの話をするならこの曲は外せないと思います。前述の「きょうもハレバレ」もそうですが、「すでに歌い出してるんじゃないの?イントロ扱いでいいの?」とお思いの方もいると思いますが多分いいでしょう。もっと別の部分がダメなので。本当にひどい。でも多分一生忘れないです。つまり良いイントロってことです。

 話は変わりますがニコニコ動画には市場というものがあり、動画に関連した商品が購入できるリンクを貼ることができるのですが、この「くるみ☆ぽんちお」の動画には現在「明治 おいしい牛乳24本入り」のリンクが貼られています。しかも誰か購入した痕跡まであります。この曲を聴いて2ダースもの牛乳を購入した人物、何なんですかね?怖い。

 

 

10.ダンスロボットダンス

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 めちゃくちゃ惹きつけられるイントロしてると思いませんか?何が始まるんだろう?みたいなワクワク感というかそわそわ感。好きですねぇ。最近聞いた曲の中では一番好きなイントロかもしれません。このピコピコ感はいい意味で昔のボカロ曲っぽいですよね。ちなみにこの曲はMADで知ったのですが、調べてみたら色んな種類があって楽しく時間を潰しました。

 

 

 

というわけで10曲紹介しましたが、まだまだ紹介したい曲はたくさんあるのでまた機会があれば同じような企画をやりたいです。それでは。

 

 

 

「ご注文はうさぎですか?? ~Dear My Sister~」感想

みどりちゃん!

 

 

※がっつりネタバレします。

 

 

 本日11/11はぴょんぴょんの日である。公式もそう言ってる。

 

 

 

  そして11/11は上のツイートにもある通り、ご注文はうさぎですか?? ~Dear My Sister~」の封切りの日でもあります。僕は上映初日の初回上映を見に、梅田ブルク7に行くことに決めていました。 前日に席を予約していた僕は、余裕ぶっこいて梅田へ向かいました。

 

 迷いました。

 

  なんで梅田って何回行っても迷うんですかね?不思議のダンジョンか?おまけにスマホはバッテリーが88%からいきなり0%になり頼ることができなくなりました。僕のスマホ星のカービィSDX並みにすぐ0%になるんですが、こういう時に切れると大変困るのでやめてほしいですね。モバイルバッテリーがあっても回復まで時間がかかるし、あわやコンクリジャングルで遭難でした。

 

 

 勘を頼りに(迷ったときにとるべき行動ではない)、なんとか梅田ブルク7に到着。中に入ると見渡す限り一面にオタクがうろうろしていました。なんか列ができてるけどこの列はいったい何の列?みたいな状況ですごかったですね。

 

 

 

 しばらくして入場開始、入場者特典の色紙を貰いました。僕が貰ったのはリゼちゃんが描かれた色紙でした。4種類どれも美麗なイラストなので、ぜひ手元に置いておきたい逸品ですね。

 

 

 そして上映が開始されました。というわけでここからは本編の内容に触れます。ネタバレもがっつりしていきます。

 

 

 

 今回は原作単行本5巻に収録されている、ココアが実家に帰省する話から花火大会までのエピソードがメインでした。なので初っ端ココアさんのヤバい鳴き声から映画が始まります。あと目の前で繰り広げられる茶番をめっちゃ冷めた目で見てるリゼとチノが最高に面白かったです。

 このシーンでリゼのツインテをそれぞれ一本(?)ずつ頭に乗っけてるマヤメグ、ゆゆ式1話みたいでこいつらかわいすぎるだろ~と思って見てたんですが、家に帰って原作5巻見直したら原作も頭にツインテ乗っけてました。細かいところを結構拾ってますね!

 

 OPテーマは「ハピネスアンコール」。チノちゃんが「しょうがないココアさんです…」とか言ってたのに直後に流れ出したOPで最初に「すぐ会いたい気分」って歌い出したの即落ち2コマ感あって好きです。映像は、それどっから撮ってたん?みたいな写真を見て日々を思い返すココアさんが印象的です。

 

 実家へ向かう電車の中でココアさんは青山ブルーマウンテンさんと遭遇します。ここオリジナル要素…ですよね?とにかく翠凛要素です。ずっとニヤニヤしながら見てました。

 

 ココアの実家パートですが、ワンシーンだけ登場するやたらリアルなカワセミは必見です。モカがラビットハウスっぽい制服で出迎えるのは最新6巻のエピソードをうまいこと混ぜた感じですね。サプライズの鬼がサプライズを仕掛けまくります。

 

 

 場面は変わり、木組みの街パート。「全部ココア!?」という突っ込みが2回ほどありましたがキレが良すぎて笑いました。あとベンチにシャロ、リゼ、千夜が座ってるシーンのリゼちゃんの顔が原作絵っぽくて興奮しました。ココアさんがチノちゃんに電話をかけるシーンも確か原作にはなかったと思うんですが、「会った時話すことなくなっちゃうもんね!」っていうセリフ、考え方も含めて素敵だなあと思いました。

 

 ちなみにこの映画、結構オリジナル要素が多いので原作読者も新鮮な楽しみを得られると思います。特に突如始まった魔法少女チノパートには驚かされました。カフェラテカフェモカカプチーノ

 この魔法少女シーン、ティッピーが「ワシじゃよ」って言いながら次々現れるんですが僕は阿笠博士のAAを思い出してしまい必死に笑いをこらえる羽目になりました。呪いかよ。

 

 

 花火大会ですが、ここもだいぶ原作と違います。まず、チノからみんなを誘う展開になっていました。これはこれでチノの変化が感じられていいですね。そしてココアさんが帰省後直で向かってサプライズで登場するのも、モカさん要素と絡めた面白い構成だと思いました。教師青ブとか絶望の果てに諦観キメた顔の青ブとかが見たかった欲はありますが。気になったら原作を読みましょう。「世界史と英語の合成夏季休暇課題」など、ごちうさ特有のシュールな笑いが随所に見られるエピソードです。

 

 シュールな笑いと言えば、「ココアさんが現れたのに皆普通に花火見てるシーン」なんですが、原作では1コマの中に収められててオチ感があるんですが、ここを映像で見てみると、皆の花火に対するリアクションが普通の会話のテンポで行われているため、けっこう長い間ココアさんが放置されてたので強烈なガン無視感があって面白かったです。家で一人で見てたらゲラゲラ笑ってたと思います。

 

 

 そしてまた翠凛要素です!やったね!ここの酔っ払い凛さん顔も声もかわいすぎるんですよね。特に「がんばるよ!翠ちゃん!」ってセリフ、これから先の人生で行き詰まった時に聞いていたいですね。残念ながら僕は翠ちゃんじゃないんですが。さっそく行き詰まってしまった…つら……

 

 

 というわけで「ご注文はうさぎですか?? ~Dear My Sister~」の感想でした。原作の口絵を拾って話を広げていたり、先述したように随所にオリジナル要素があったり、飽きずに楽しめる満足度の高い作品でした。

 小ネタを探すのも面白いですね。作中で、いろいろな小物にうさぎが使われていたのですが(目覚まし時計やココアのスリッパ、マヤメグの教科書など)、途中からどこかに隠れうさぎがいないかと探していました。ココアモカが配達に行くシーンで「この老婆、首の影がうさぎの形してるな」とか「ここの壁の亀裂うさぎの形してね?」みたいなこと考えてましたね。呪いだよ。

 

 

 なんとなくパン屋に寄って帰って、コーヒーと一緒に買ったパンを食べました。いい感じの気分に浸れてよかったです。

 

 それでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

傷物語 Ⅰ鉄血篇、Ⅱ熱血篇、Ⅲ冷血篇 感想

とんでもない映画ですがトんではいます。

 

注:差しさわりない程度のネタバレ有(差しさわりないなら注意要らないのでは?)

 

 

 

 先日、

「そういえば物語シリーズ全部見てきたけど傷物語だけまだ見てねえな、見るか」

と思い立ち、レンタルビデオショップにふらりと立ち寄り三部作である傷物語を借りて一気見しました。

 

 余談ですがこのレンタルビデオショップで、どうしても置いてる場所がわからず店員さんに話しかけて「傷物語って映画どこにありますか」と聞こうとしたんですが、知らない人に自分から話しかけるのは相当エネルギーを消費するんですよね。

 結果テンパって店員のお姉さんに

「あの…傷どこですか」

というトンチキな質問をする羽目になりました。

 

 

 本題、この作品の感想に入ります。

 

 

 この映画はかの有名で長命な「物語シリーズ」のうち最初の作品、「化物語」の前日譚となっています。

 主人公の阿良々木(あららぎ)くんがたまたま出遭った四肢を奪われて死にかけの吸血鬼(美人)、キスショットを助けたら自分も吸血鬼にされてしまうところから物語は始まります。

 そして阿良々木くんはキスショットに人間に戻してもらうために、同じ学校の生徒(美人)である羽川さんの協力を得つつ、吸血鬼退治の専門家たちと戦ってキスショットの四肢を取り戻し、キスショットを完全体に戻していく、というお話です。あらすじはだいたいそんな感じ。エロ本買って家に帰る途中にこんな過酷な運命に巻き込まれた阿良々木くんには同情しかありません。

 

 次に僕がこの作品の一番のセールスポイントだと思ってる点を言います、

とんでもなく作画がいいです。

 

 鉄血篇冒頭でもう「作画半端ない!すごい!」って思ってたんですが冷血篇の最後の最後までずっととんでもない作画カロリーでした。これまでのTVシリーズとは雰囲気もだいぶ違いますがキャラがよく動きますし戦闘シーンも見応えがあります。全編通して阿良々木くんの筋肉と羽川さんのおっぱいが凄いです。

 

 あえてどこか一部だけ抜き出して作画的なお気に入りのところを挙げるなら熱血篇で阿良々木くんが吸血鬼退治の専門家、ドラマツルギーと戦うところですね。

 腕ぶっとばされてガチガチ震える阿良々木くんの恐怖の表情とか新しい腕が生えてくるときの阿良々木くんの表情とかは見ていてゾクゾクします。表情好きは必見。

 

 

 次に評価したいのが、クドさが少ないところですね。

 西尾維新作品によくあることなんですが、ナレーションが言葉遊びとか理屈で長くなって「文字で見る分にはいいけど音で聞くと処理に時間使っちゃうからしんどい」というところ。TVシリーズでは演出でそこらへんを上手いこと処理していました。

おなじみ黒齣ですね。

 

 本作ではこういうクドさが少なく、テンポよくするするっと見られます。「TVシリーズの会話パートが長くて苦手…」な人とかでも割と見やすい作りだと思います。

 ただその代わりちょっと説明不足になってしまっている点があるのは否めませんが。エピソード戦で急に「相手は霧だから…」とか言い出した羽川さんを、事前知識のない視聴者の方々はどんな気持ちで見ていたのか気になります。

 

 

まとめですが、とにかく作画だけでも見る価値があると思いますし、シリーズの時系列的には一番最初(傾物語みたいな例外はノーカン)なので、物語シリーズ自体初見という方でも楽しめると思います。ちょっとグロいですけどね。

 

ただ冷血篇の中で、ヤバいクオリティの作画、演技を伴ったドチャクソエロいシーンがブチ込まれてるので見る時間帯、場所には注意してください。

それでは。

はじめまして

 どうも、こんにちは

 

 なををををををという者です。発音はお好きに。

 

 定期的に自分の好きなものをシェアしたり自分語りをしたりしていく感じのブログにしたいと思っています。どうぞよしなに